iPhoneでPremiereを使いたいカメ
学び続けるウサギ
iPhoneでPremiereを使いたいカメ
「iPhone(スマホ)でPremiere(プレミア)を使いたい」
と思われる方に役立つ記事になっています。
遂に今後の「Premiere Rush」の代わりとして「Premiere」がiPhoneでも使えるようになりましたね。
・スマホ版が「Premiere」
・PC版が 「Premiere Pro」→から「Premeire」
「Premiere(プレミア)」に名称が統一されるということですね。
「Rush」がなくなっても違和感がない..完璧です笑
使用前まではあまり期待せず「スマホアプリは激重かな〜?」とおもいましたが、思ったより軽く使いやすかったです。
今回はiPhoneでAdobeのPremiere(プレミア)を使う方法についてご紹介していきたいと思います。

Adobe Premiere iPhone版を始めよう!

①アプリをダウンロード
まずはAppストアでAdobe Premiereをダウンロードします。
利用条件等を確認して続行をクリックして、モバイルアプリの使用状況の設定して使えるようになります。

右下の+ボタンから写真の画像や動画を追加もしくは、その上にある項目から追加することができ、さまざまな機能を使うことができます。
右上の歯車アイコンの設定ではアプリ使用の設定ができるので見ておきましょう。
②空白のプロジェクト
さまざまなプロジェクト追加方法がありますが、新しい空白のプロジェクトから始めて見ていきたいと思います。
新しい空白のプロジェクト
何もデータがない空白のプロジェクトが出てきました。
上部がクリップ部分・下部のメニューから主にクリップなどを追加する感じですね。
③クリップ追加

クリップ(動画)を追加してみました。横長の動画なので縦横比を変えてみたいと思います。
④縦横比変更
縦横比を変更
縦横比などのサイズは上部のアイコンをクリックすることで変更することができますね。

自動で16:9に設定しました。
⑤タイトル入力
タイトル入力
文字は「タイトルと字幕」のタイトルから入力することで上の段にクリップとして並びます。
⑥クリップを分割
クリップ分割
分割したい場合は、クリップをタップして選択し、白い再生ヘッドの位置でタップすることで分割できます。

タイムラインにさまざまデータを加えてみました。
バーをスライドさせてタイムライン上のクリップを見やすく
画面左側にあるバー(アイコン)を上下するとクリップを見やすく調整できますね。
2本指でピンチイン・ピンチアウトすることでクリップ全体を見やすくすることもできます。
⑦書き出し
動画ができたら書き出しします。
動画を書き出し
右上のアイコンをクリックして書き出し画面に進みます。
iPhoneもしくは、Premiereデスクトップ版(ベータ版)(※2025/10現在)を選択できます。
今回はiPhoneに書き出したいと思います。
それぞれ解像度などを設定しビデオを書き出しをクリックします。

少し待ち無事にビデオを書き出すことができました。(デスクトップ版はプロジェクトデータコピーなので少し時間がかかりました)
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Premiereデスクトップ版(ベータ版)で見てみよう
Premiereデスクトップ版(ベータ版)へ書き出すことでPCでも作業できるようになります。
| サポートされていない機能一覧(※2025/10) | ||
|---|---|---|
| テキストアニメーション | キャプション | キャプションアニメーション |
| スピーチを強化 | ライトルームルックス | 色の調整 |
| 背景を削除する | テキストとクリップのアニメーション | フリップ |
| フォトモーション | ノワールの背景 | |
一部の機能(テキストアニメーションなど)はまだサポートされていないので反映されません。

Premiere Pro(Beta)を開き、ファイル→読み込み→Premiere モバイルプロジェクトを読み込みから書き出したプロジェクトデータを開くことができます。

無事に開くことができましたね。
これでより細かく編集することができます。
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Adobe Premiere iPhone版の主な機能
さまざまな項目

- フォトライブラリから新規作成
- ファイルから新規作成
- 新しい空白のプロジェクト
- オーディオを抽出
- キャプションを追加
- 画像を生成(※Adobeアカウントにログインが必要)
- 画像から動画生成(※Adobeアカウントにログインが必要)
- 画像を展開(※Adobeアカウントにログインが必要)
画像を生成・画像から動画生成・画像を展開など一部のPremere機能はAdobeアカウントにログインしないとできません。
ビデオと画像
ビデオと画像
下部にあるメニューの左側の「ビデオと画像」からクリップをさまざまな項目から追加できます。
音楽とオーディオ
音楽とオーディオ
音楽とオーディオから、サウンドトラックなどさまざまな方法でオーディオを追加することができます。
タイトルと字幕
タイトルと字幕
タイトルと字幕では、タイトルとキャプションを追加することができます。
プロジェクトデータの書き出し・保存
・スマホに保存
・PC版にプロジェクトデータを保存(コピー)
プロジェクトデータの書き出し方(コピー)としてスマホに保存・PC版に保存することができます。
iPhoneで動画編集したプロジェクトデータは自動でPremiereアプリ保存され、作ったビデオを書き出して保存することができます。
PC版でプロジェクトデータをさらに編集したい場合は、今の所(※2025/10現在)Premiere デスクトップ版(Beta)に「Adobeクラウドストレージ」経由で送信できます。
PC版でiPhone版のプロジェクトデータを開く方法

①iphone版PremiereでPC版にプロジェクトデータを書き出し
②Premiere Pro(Beta)を開く
③ファイル→読み込み→「Premiere モバイルプロジェクトを読み込み」からiphone版Premiereで書き出したプロジェクトデータを開くことができます。
iPhone版Premiere操作コツ
iPhoneで操作する時のコツや感じたこと書いておきます。
- クリップをまめにドラッグで揃える
- 左側にあるバーを上下にドラッグしてクリップを見やすくする
- 2本指でピンチイン・アウトを使う
- 動画を大きな画面(横画面)で確認しながら作る
- 容量・解像度の大きすぎない動画で編集する(PC版のようにプロキシがない・スペックによってはフリーズすることがある)
スマホでPremiereを使って動画編集を楽しもう!

今回はiPhoneでAdobeのPremiereを使う方法についてご紹介してきました。
スマホでも比較的簡単に動画編集ができ便利になりましたね。
まだまだ長めの動画・細部等にこだわるならPC版一択ですが、シンプルな動画なら作りやすいです。
スマホなのでピンチイン・アウトが直感的に使えて便利だったり、思いつきで音楽・画像・動画等を組み合わせてすぐに編集できるところがクリエイティブを発揮しやすく良いなと感じました。
カットだけしておいて後でPCで編集とかも便利ですね。
「効果音欲しいな〜」って閃いた時にAI生成もできるので素材作りとかにも使えます。
とはいえ、できることには限りがあるので、さらなるアップデートに期待です。
無料でも基本的な機能を使うことができますが、有料版やAdobe CC(Creative Cloud Pro)があると互換性が高くより使いやすい印象です。
少しでも参考になりましたら幸いです。
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