イラレで青海波を作りたいカメ
学び続けるウサギ
イラレで青海波を作りたいカメ
「イラレで青海波(せいがいは)の和柄を簡単に作りたい」
「波の文様を作りたい」
と思われる方に役立つ記事になっています。
今回はAdobe のイラストレーターで青海波(せいがいは)の和柄を簡単に作る方法についてご紹介していきたいと思います。
目次
イラストレーターで青海波の文様を作る方法
- 同心円グリッドツールを使う
- パターンを作成する
- タイルの種類 → 六角形(横)にする
- 重なり → 下を前面にする
同心円グリッドツールで形を作る
まずは同心円グリッドツールに持ち替えてアートボード上などで一度クリックしパネルを開き、サイズを幅100px × 高さ100pxにします。
同心円の分割は4にしてOKをクリックします。
※同心円グリッドツールは標準で表示されていない場合は、ツールバー下部のツールバーを編集から描画の欄にありますね。
今回は、塗りは白系(白:#fff)・線は1.5mmで無難に青系(#7ebabf)にします。好きな色でどうぞ。
ダイレクト選択ツール(A)に持ち替えて、それぞれ円の下部のアンカーポイント合計5点を囲んで削除します。
半円になりましたね。
パターンを作る
全て選択されたまま、オブジェクト → パターン > 作成でOKをクリックしてパターンを作成していきます。
「新しいパターンがスウォッチパネルに追加されました。」とポップアップ画面がでてくるのでOKをクリック(次から表示させたくない場合は、再表示しないにチェックを入れてもからでもOK)したら、そのままパターンの編集をします。(※パターンの微調整は自由自在でお好み的な部分もあるので一例としてやっていきますね)
名前を変えたい場合は、名前の欄でスウォッチ名(青海波01など)を決めてあげましょう。(今回はそのまま新規パターンで作ってます)
タイルの種類を六角形(横)にします。
六角形のタイルパターンになりましたね。
次は幅と高さを変えていきます。
幅は104.252pxから小数点第二位、第三位の52を消して幅を104.2pxにします。
高さは52.126pxから35pxにします。
重なりを下を前面へにします。良い感じになりましたね。
完了をクリックするとスウォッチにパターンが追加されます。
スウォッチのカラー欄の右下あたりに無事にパターン(名前:新規パターン)を作ることができました。
あとは長方形ツールなどで枠を作ってスウォッチをクリックして出来上がりです。
青海波を作ったカメ
生成再配色でカラーバリエーションを増やそう
生成再配色で色のバリエーションを増やすこともできます。
編集→カラーを編集>生成再配色で色を選ぶことができます。
さまざまなプロンプトで簡単に色を変えることができますね。
生成再配色は生成をクリックする毎に、バリエーションが出てくるので直感で色を選ぶことができて便利ですね。
イラレで青海波を作れたカメ
※書き出し時に薄く「白い線」が入る場合は、オプションの設定でアンチエイリアス:アートに最適(スーパーサンプリング)を選んであげます。
まとめ:AdobeのIllustratorで青海波を作って楽しもう!
今回はAdobe のイラストレーターで青海波(せいがいは)の和柄を簡単に作る方法についてご紹介してきました。
伝統文様の一つの青海波は吉祥文様(きっしょうもんよう)で、穏やかな波がどこまでも続くイメージから「未来永劫」などの縁起の良い意味が込められています。
青海波はイラストなどで縁起の良い和柄の模様が作りたい時に便利ですよね。
少しでも参考になりましたら幸いです。