画像生成AIに興味あるカメ
商用としてはまだできないから自分で楽しむ範囲でできる感じ
学び続けるウサギ
画像生成AIに興味あるカメ
「Adobe Fireflyの技術を試してみたい」
「画像生成・AI・プロンプトってなに?」
「Adobe Fireflyってフォトショでどんな感じで使うの?」
上記のように思われる方に役立つ記事になっております。
今回はAdobeの画像生成AIモデルのAdobe Firefly(アドビ ファイヤーフライ)がベータ版(β版)ですが、Photoshopで試せるようになったので使う方法を含め楽しんでいきたいと思います。
Adobe IDがあればとりあえず無料で試せるところが良心的でありがたいですね。
目次
Photoshop(β版)でAdobe Fireflyを使う方法
- Photoshop(Beta)をインストールする
- 画像を用意する
- 生成したい箇所を選択する
- ジェネレーティブ塗りつぶしを使用する
- 英語で文字を入力する(テキストプロンプト)
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まずはPhotoshopのベータ版をダウンロードしていきます。
自分のAdobe CCアカウントのベータ版アプリの欄をクリックしてPhotoshop(Beta)をインストールします。

※ベータ版なので普通のPhotoshopじゃありません。容量が5GBくらいと結構あってPhotoshopとダブルで10GB〜になり、パンパンにならないように使ってないアプリとかがあれば消してあげましょう。
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インストールできたらアプリを起動させましょう。

なんでもいいのですが画像をドラッグ&ドロップします。
私は自然の画像をチョイスしました。
Adobe Stock(アドビストック)の画像がオススメです。

画像と一緒にポップアップが出てきましたね。
とりあえず早く試したいので後で説明を見ることもできるので「Maybe later」で進んでいきます。

選択ツールなどで囲って鳥でも飛ばそうと思いますので長方形選択ツールを選択します。

空の左上あたりに長方形ツールでドラッグして選択しました。
すると下にバー(コンテキストタスクバー)が表示されジェネレーティブ塗りつぶしがでてきましたね。
クリックしてみます。

ユーザーガイドラインに同意するために同意するにクリックします。

使えるようになりましたので早速入力していきたいと思います。

鳥なのでとりあえず「bird」と入力して生成ボタンをクリックします。

5秒〜待ちます。

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こっち向いてる〜♫
リアルな鳥が出来上がりましたね。
言語の組み合わせ次第でさまざまなパターンが用意できます。とりあえず「鳥」にしましたが2〜3語組み合わせるのがオススメです。

出来たオブジェクトをクリックすると1/3としてバリエーションができてることがわかります。
いまのところそれぞれ3匹を選ぶことができます。
画面右側のプロパティパネルにも表示されてますね。
そこの画像をそれぞれクリックしてもOKです。

2つ目の候補と、

3つ目の候補のように選ぶことができます。3つ目の鳥はちょっと…ですが笑
さらに生成をクリックしても増えていきます。

全部で6匹になりました。
好きなバリエーションを選んで、レイヤーパネルのジェネレーティブレイヤーでそれぞれ目のマークをクリックして見えたり見えなくしたりできるのが便利ですね。
Photoshopはレイヤー構造になっているので、元の画像に手をつけることなく画像生成(非破壊編集)できるのがPOINTです。
ジェネレーティブ塗りつぶし(Generative Fill)は、
画像の何か追加したい(オブジェクト・効果など)箇所を選択して、英語のテキストで追加する感じです。
普通に考えると画像に文字が追加されるだけですが、オブジェクトなどが「ボンッ」て出てくる魔法のようなイメージですね。
コンテキストタスクバーや、対象物を選択ツールで選択して編集 → ジェネレーティブ塗りつぶしで使用できます。
テキストで指示(プロンプト)することで生成されます。
テキスト入力は今のところ英語だけになります。
シンプルな2〜3語の組み合わせが良いとされています。
英語バリバリの方は良いですが、そうじゃない場合は単語・組み合わせがやや難しいかと思われるので「DeepL翻訳」などをうまく使って試すと楽しめます。
AI画像生成に興味あるカメ
あとはDeepL翻訳にまかせるよ
他にも何も入力せずに空白でジェネレーティブ塗りつぶしを使う方法もあります。
画像やイラストのサイズが足りなくてちょうどいい感じの大きさで描き足したい(画像拡張)ときや、いらないものを削除したいときに使えますね。
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空白を使ってそれぞれ試していきたいと思います。
画像を拡張したい場合
切り抜きツールを使ったやり方で画像を拡張していきたいと思います。
画像下部の緑で囲われたところをもう少し増やしたいな〜と思ったので拡張していきます。

切り抜きツールを選択して一度画像の上でクリックし、出てきた画像のエッジをドラッグしてカンバスサイズを伸ばしていきます。
今回は下に画像を増やしたいので下のエッジを伸ばします。

カンバスを伸ばせたら長方形選択ツールに持ち替えて、追加した何もない部分を覆うようにドラッグします。
上記画像でいう◎あたり位からグイッと画像を囲うようにドラッグすると直感的で選択しやすいですね。
少し境界線に余裕を持たせて囲うと失敗しにくいかもしれません。

選択できたらジェネレーティブ塗りつぶしをクリックします。

何も入力せずに空白のまま生成をクリックします。

無事に生成され、緑で囲われた所を自然に増やすことができました。
精度は高い方なんじゃないかと思います。
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さりげなく入り口っぽい感じも含め再現されてる〜♬
不要な部分を消したい時は選択ツールで囲ってジェネレーティブ塗りつぶし → 空白で生成します。

画像の中の赤い屋根の家屋がいらないと思ったので選択ツールで囲みました。
そのままジェネレーティブ塗りつぶしを選び、何も指示を出さず空白のまま生成します。

周りの風景とうまくつなぎ合わさって無事に違和感なく消えましたね。
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まとめ:Adobe Fireflyの画像生成AIは便利で楽しい!
今回はAdobe Firefly(β版)ベータ版をPhotoshop(Beta)で試してみました。
AI画像生成ってめちゃくちゃ楽しくてワクワクしますね。
うまいこと合成するには選択範囲の調整量・英語の指示の仕方などしばらくはテクニックやコツが必要だと思いました。
まだベータ版なので商用利用NGですが、今後は今年中(2023)にはアドビによると正式に「使用・日本語対応できるようになる予定」とのことなので気長にそのときを待ちましょう。
少しでも画像生成AIなどに興味がある方に役立てれば幸いです。
AdobeのAdobeCCコンプリートプランはPhotoshop ・Premiere Proなどさまざまなアプリがセットで入っていてかなりお得ですね。
AdobeCCのコンプリートプランを楽しもうに書いておきましたが、できることが凄まじく多くてオススメのプランです。