Adobe Fireflyを使いたいカメ
学び続けるウサギ
Adobe Fireflyを使いたいカメ
「Adobe Fireflyの使い方やできることを知りたい」
「アドビファイヤーフライってなにができるんだっけ?」
「商用利用可能なAI生成が使いたい」
上記のような方に役立つ記事になっています。
※ベータ版でAdobe Firefly Image 3 Foundationモデルができるようになりましたね。
「参照」「背景を生成」「類似を生成」「画像を生成」などが試せます。
一般提供を楽しみに待ちましょう。
Adobe Firefly(アドビファイヤーフライ)は同社のAdobe Stock、著作権切れコンテンツ、オープンライセンスのコンテンツなどを元に学習し、コンテンツがAI生成されるので安心して商用利用できる仕組みになっています。
日本語入力も対応(100以上の言語対応)していてプロンプト入力も簡単なので使っていて楽しくオススメです。
今回は、AdobeのAdobe FireflyのWeb版にて生成AIを使って機能を試しながら、それぞれできることをご紹介していきたいと思います。
- テキストから画像生成・・テキスト指示で画像を生成
- テキスト効果・・・・・・文字にテクスチャやスタイルを加える
- 生成塗りつぶし・・・・・ブラシを使ったオブジェクトの削除や生成
- 生成再配色・・・・・・・ベクターアートワークの配色を生成
目次
Adobe Firefly Web版でAI生成する方法
まずはAdobeのAdobe Fireflyを使用するために、Adobe Firefly Web版を開きユーザーガイドラインを見てから同意するをクリックして同意します。
TOPページのプロンプト入力欄にテキストを入力し生成をクリックすることで、簡単に画像を生成することができます。
今回は「もふもふのうさぎ」と入力してみました。
早速、もふもふのうさぎが4匹生成されてでてきました。どれもかわいいですね笑
こんな感じで自分が想像しているイメージをテキストで入力(プロンプト)することで画像を生成することができます。
他にもAdobe Fireflyの生成AI機能があるのでそれぞれ見ていきたいと思います。
TOPページから下へ少しスクロールすると、それぞれの機能別の生成画面が出てきますね。
今のところ(2023/9/15)4種類ほど生成AI項目がありますね。まだ開発中のところは現在は使用できませんが今後
に期待です。
テキストから画像生成・生成塗りつぶし・テキスト効果・生成再配色と順番に見ていきたいと思います。
テキストから画像生成
テキストから画像生成では先ほどのTOPページで作ったものと同じく、入力欄にテキストを入力して生成ボタンをクリックすることでAI生成されて良い感じの画像ができあがります。
「部屋で月を見てる灰色のもふもふのウサギ」などテキストで詳しく入力した方がよりイメージに近くなりますね。
Adobe Fireflyを試してるカメ
更新して候補を増やし色々と試してみると良い感じになってきます。テキストから生成した画像のスタイルや大きさなどを後から変えることもできます。
編集できる項目 | 縦横比 | コンテンツタイプ | スタイル(カテゴリー) | 色合い | ライト | 構図 |
---|---|---|---|---|---|---|
選択できる内容 | ・正方形(1:1) ・横(4:3) ・縦(3:4) ・ワイドスクリーン(16:9) |
・なし ・写真 ・グラフィック ・アート |
・すべて ・人気 ・流行 ・テーマ ・テクニック ・効果 ・マテリアル ・コンセプト |
・なし ・白黒 ・落ち着いたカラー ・暖色 ・寒色 ・鮮やかなカラー ・パステルカラー |
・なし ・バックライト ・ドラマチックな照明 ・ゴールデンアワー ・スタジオ照明 ・弱い照明 |
・なし ・ぼやけた背景 ・クローズアップ ・広角 ・浅い被写界深度 ・見上げる ・見下ろす ・マクロ写真 |
縦横比は正方形(1:1)、横(4:3)、縦(3:4)、ワイドスクリーン(16:9)を選択することができますね。
縦長や横長など必要な画像サイズに生成してくれるので便利です。
コンテンツタイプ、スタイル、色合い、ライト、構図なども設定することができます。
スタイル項目 | 流行 | テーマ | テクニック | 効果 | マテリアル | コンセプト |
---|---|---|---|---|---|---|
選択できる内容 | ・スチームパンク ・シンセウェーブ ・ヴェイパーウェーヴ ・SF ・サイケデリック ・ファンタジー ・ポップアート ・ミニマリズム ・マキシマリズム ・キュービズム ・サイバーパンク ・バロック |
・コンセプトアート ・ドット絵 ・3Dアート ・製品写真 ・超現実的 ・カートゥーン ・スタンプ ・ベクター風 ・ローポリ ・デジタルアート ・グラフィティ ・幾何学的 ・ワイヤフレーム ・フラットカラー ・コラージュ |
・ペイント ・スパッタリング ・鉛筆画 ・点刻 ・線画 ・落書き ・太い線 ・油絵 ・アクリル画 ・パレットナイフ ・水彩画 ・リノカット |
・ボケ効果 ・魚眼 ・もや ・アンティーク写真 ・アイソメトリック ・暗い ・ネオン ・虹色 ・生物発光 |
・重ねた紙 ・粘土 ・折り紙 ・毛皮 ・糸 ・メタル ・大理石 ・木彫り ・ファブリック |
・雑然さ ・キッチュ ・ノスタルジック ・美しい ・神聖な ・シンプル |
スタイルは、すべて、人気、流行、テーマ、テクニック、効果、マテリアル、コンセプトなどがありそれぞれの効果が適用ます。
スタイルはいっぱいありそれぞれ選択するとイメージが変わってくるので面白いですね。
【画像・効果】Adobe ExpressでテキストからAI生成【Firefly】
Firefly Image1とImage2
- Adobe Firefly Image 1 Model・・初代モデル
- Adobe Firefly Image 2 Model・・次世代モデル
初代モデルのAdobe Firefly Image 1 Modelに加え次世代モデルのAdobe Firefly Image 2 Modelが正式に2023/11/16に使えるようになりました。
Adobe Firefly Image 2 Modelは人物を被写体に、より高品質な画像を生成できるなど様々なことが改善されています。
生成塗りつぶし
次は生成塗りつぶしをクリックして画像生成していきます。
基本的に自分で画像を用意してアップロードしますが、今回はサンプルの左下の海の中で泳いでる魚を使用していきたいと思います。
水中にウミガメを追加していこうと思うので、追加が選択された状態で追加したい部分をブラシで塗っていきます。
下の方にある入力欄に「ウミガメ」と入力して生成をクリックします。ウミガメが追加され候補が3つほどでてましたね。
さらに生成をクリックすると他にも候補が出てきます。
生成する度に候補が出てくるのが便利ですね。
Adobe Fireflyを試してるカメ
【Photoshop】Adobe Fireflyを使う方法【生成拡張・塗りつぶし】
テキスト効果
次はテキスト効果を試していきたいと思います。
入力バーの中の左側に表示したいテキスト、右側にテキストを装飾するテクスチャなどをそれぞれ入力して生成をクリックします。
今回は「白い綿」の素材を使いたいと思います。
文字は何も入力しないとサンプルでFireflyとでてきます。
文字などは後からでも変更できますね。
気に入ったら右上あたりにあるアイコンからダウンロードなどをすることができます。
Adobe Fireflyを試してるカメ
【画像・効果】Adobe ExpressでテキストからAI生成【Firefly】
生成再配色
次は生成再配色を使いたいと思います。
SVGをアップロードするか、今回は左下のサンプル素材を使っていきます。
下の方にある入力欄にテキストでイメージを入力し生成するか、右側のサンプルプロンプトを選んでクリックし生成することで色を変えることができますね。
Adobe Fireflyを試してるカメ
【Illustrator】イラレで簡単・生成再配色を使う方法【Adobe Firefly】
ギャラリーから画像生成
TOPページのギャラリーからイメージして画像作成することもできます。
ちょうど植物系も探してたので、サイケデリックな多肉植物を選んでさらにイラストっぽく作っていきたいと思います。
画像を選択できたらスタイルを変えていきたいと思います。
右側の欄からそれぞれスタイルを選んで追加しました。
選択すると下側の入力欄にそれぞれ選んだスタイルが反映されるので生成します。
気に入った画像は右上あたりに出てくるアイコンからダウンロードできます。
Adobe Fireflyを試してるカメ
Adobe Fireflyはテキストなどで指示をするだけで、簡単にAI生成された画像などを作ることができ便利で楽しい機能ですね。
Adobe CCのアプリで使用できる生成AI機能
AdobeのAdobe CCアプリで使用できる生成AI機能として下記の記事にまとめておきました。
【Adobe Firefly】Adobe CCのコンプリートプランで使える生成AI機能一覧
Adobe Stock(素材サイト)でも生成AIが使用できるようになりましたね。
Adobe StockについてはAdobe Stockで画像素材などのアセットを使おうの記事を参考にしてみてください。
【アドビストック】Adobe Stockで画像素材などを使う方法【無料素材もあり】
Adobeのアプリなど続々とアップデートされて生成AI機能でできることが増えていきますね。
それぞれ生成AI機能を試して楽しんで使っていきましょう!
まとめ:Adobe Fireflyでクリエイティブな生成AIを楽しもう!
今回はAdobeのAdobe Firefly(アドビファイヤーフライ)の生成AIについてご紹介してきました。
Adobe Fireflyは、直感で画像作成や色調などを変えたりすることができるのが楽しくて良いですよね。
少しでもアドビの生成AIについて参考になりましたら幸いです。
Adobe Fireflyの技術(生成再配色、生成塗りつぶし、生成拡張、テキストで画像作成、テキスト効果など)は生成クレジットとしてカウントされ無料だと25回、Creative Cloudコンプリートプラン(1000回)・単体プラン(25〜500回・アプリによる)によってさらに多く使えたりとします。
生成クレジットは毎月リセットされて、有料ユーザーは上限を超えると基本処理速度が遅くなるだけで、1日の上限数が設定されたり、無料のプランのユーザーの場合は、クレジット追加購入(100回毎に680円)で引き続き使用ができますね。
※2023/11/1まではcreative cloud、AdobeFirefly、Express、Adobe stockの有料サブスクライバーは生成クレジット制限のカウントがされず2023/11/1からクレジット制限が適用されます。